読者反応も見逃せないので、レビューやフォーラムの反応を収集して、翻訳の受け取り方を検証する。例として昔読んだ『Spice and Wolf』の複数訳を参照すると、物語の雰囲気への影響が分かりやすく、翻訳方針の違いが読者評価に直結するのがわかった。こうした多角的手法で『研究者は魔王様 リトライ』の差異を整理するのが私のやり方だ。
私はこのチェックを『研究者は魔王様 リトライ』の章ごとに回して、気になった箇所は原文に戻って再確認する。特にジョークや語呂合わせ、擬音語の扱いは訳し方で全く印象が変わるから要注意だ。ちなみに別作品では『No Game No Life』の翻訳での遊び心の扱い方に納得したり不満を覚えたりした経験がある。それぞれの差異を丁寧に記録しておくと、後で総合的な傾向が見えてくる。